スポーツと教育
以下二つの記事。
どちらの環境で育つかで、大人になった時の意識や行動が大きく異なりそう。
体育会系に抱いていた不信感の正体がはっきりした気がする。
「国も順位もなし」がスケボーの常識 このカルチャーで「五輪が変わる」
https://www.nikkansports.com/m/sports/column/ogishima/news/202108040001225_m.html?mode=all
「少年野球は盗塁禁止に」という声が出る背景事情
人生にカードゲームのような公平さを!
山口周
どんなゲームも共産主義で始まって資本主義で山場を迎え虚無主義で終わる。モノポリーは全員同じ所持金で始まり大貧民は同じカード枚数で始まる。誰かを貧民に陥れるところで座は盛り上がる。そして逆転が不可能になって虚無主義で終わる。世界は今、どのあたりですかね?
https://twitter.com/shu_yamaguchi/status/1372323638431518720?s=21
格差拡大は入り口の不平等が大きな要因。カードゲームに例えて啓蒙するのは良いと思う。手札を不平等にして世の中の不平等さをわからせる。
恵まれている人も自分の立場がわかるだろう。
インチキゲームじゃ嫌になる人がたくさんいるのは仕方ない。
人生にカードゲームのスタートのような平等を!
内外価格差と国内経済格差
日本は給与が安いというが、給与を上げるとは、ガストや一風堂に最低二千円払う社会を受け入れると言うことをわかってるのだろうか?
たぶんみんなな給与が上がる事はなく、経済的理由でガストや一風堂が食べられる人と食べられない人に分断される。
給与総額と給与以外の手当総額を調べてみないとわからない。
ここの格差により発生するコストを広く社会で分担してるので、給与が低いのではないか。
https://tripeditor.com/392103/5
日本の「ファミレス」に外国人がショックを受けた5つの理由
JOBディスクリプションと流動化
人事の欧米化は人材の流動化が出来て良いことだと思うが日本に定着するにはすぐ取り組んでも30年はかかると思う。
肝となるJOBディスクリプションを作る現場のマネジメントが、以下を出来るようになる必要がある。
1.適切なJOBディスクリプションを作るために必要な業務の言語化能力が低い、その訓練を受けてない。
2.そこに書いてない事はしませんと言うことを受け入れる素地がない。
そのためには、全社会的に中学生くらいからキャリア教育が必要だが、文科省にそんなことができると思えない。
企業別に入社後にしても意味はない。
http://simplearchitect.hatenablog.com/entry/2019/12/31/121716
俺の人生何だったんだ、どうなってんだ
https://dot.asahi.com/wa/2019060500099.html
熊沢氏の擁護論が多いので、なかなか理解してもらえないだろうが、殺された子供の「俺の人生何だったんだ、どうなってんだ」というのは就職氷河期世代の叫びを代表しているように聞こえる。
勉強が出来ればそれでよしとし、それ以外のワガママを許し、全てを母親にゆだね、発達障害を経済力でねじ伏せた家庭環境が彼を作ったのだろう。まさに昭和の歪みを集めた家庭である。
そして仕事を与えず社会性が育つ機会を奪った点で氷河期世代の真ん中である彼の叫びは、世代の叫びにも聞こえる。
内外給与格差について
よくシリコンバレーは年収10百万円で低収入だから、日本の給与は低すぎて酷いという論調があるが、コストも同じくかかるという点に目をつぶっている乱暴な議論です。
日経ですら安易にこの理屈を一面記事に載せてますが明らかに、一面しか見ない暴論です。
安いニッポン(下) 「香港なら2倍稼げる」:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO53248390S9A211C1MM8000/